(14)テレサが自作の詩に込めた「愛の苦海」という心情

テレサ・テンは中国の漢詩を学び、自分でも書きたいと詩を習作してきた。没後に公開された作品の冒頭と最終節を日本語訳で紹介する。前号で紹介したパリのアパルトマンに残されていた「冬夜裡吹來一陣春風」(冬の夜に春風がひと吹き)とは別の詩だ。42歳で亡くなったテレサだが「晩年」というには…
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